1935年東京生まれ。戦時中の疎開や父の転勤のため、小学校、中学校、高校を転々と変わる。帰京後アイリッシュハープに魅せられ、ヨセフ・モルナール氏の内弟子となりアイリッシュハープ合奏団入団。最愛の母の弔問に来られた浜田広介先生に勧められて童話を書き始める。
1976年、初の長編『ハムスター物語』で第25回毎日新聞新人賞受賞。
1992年『魔女の子モッチ』(学研)第一回小川未明賞優秀賞受賞。中国版『魔女的孩子莫奇』は外国青少年文学全集に訳載。 新浪網の小学生の必読図書に選ばれる。
1998年『星空のシロ』(国土社・絵・葉祥明)けんぶち絵本の里びばからす賞受賞。同作品が2003年第13回読書感想画中央コンクール自由課題で和歌山市大塔村立三川小学校の久保鮎香さんが優秀賞第一位を受賞する。
同年『ばっちゃん』(小学館)が第47回青少年読書感想文全国コンク-ルで山梨県久々野小学校の武川結子さんがサントリー奨励賞を受賞する。
2011年『実験犬シロのねがい』(ハート出版)が第56回青少年読書感想文全国コンクールで兵庫県阿古谷小学校3年生の福田千紘さんが毎日新聞社賞を受賞する。
発明の分野では『これがホントのぞうきんバケツ』で特賞朝日新聞社賞受賞。(k)「蝶プラ」で商品化、三越で専売される。
1995年と2001年JICAの環境問題シニア海外ボランテイアの夫と共にヨルダンに滞在。国立ムタ大学考古学部ハミッド・カタミン教授のもとで「セラの遺跡」を発掘、学生の指導にあたる。
帰国後『イスラーム魅惑の国・ヨルダン』(梨の木舎)を刊行。NHK「探検ロマン世界遺産ペトラ」の制作に協力。もと慶応義塾大学塾長の石川忠雄氏の解説で「知られざるアラブ」を交詢社で講演、以後「ベールの陰の女性の暮らし」や「砂漠の隊商都市ペトラ」などを駐日ヨルダン大使館、カトリック横浜山手教会ほかで講演。雑誌や講演を通じてヨルダンの遺跡や文化紹介している。
連絡先「ヨルダン文化の会」事務局yukadesu@kdr.biglobe.ne.jp 日本西アジア考古学会会員。日本児童文学者協会会員。慶応大学史学科中退。

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